今日は年長組さんの園外保育、上野動物園でした。お天気が下り坂の中、保護者の皆様にお付き添いいただきまして、本当にありがとうございました。お陰様でメインの「子ども動物園」の時間帯はあまり強く降られることもなく、無事に過ごすことができました。最初はおっかなびっくりだった子ども達が、徐々に自分から動物を抱っこするように変化していくさまは、見ていて嬉しかったです。最初は「見てるだけ」という感じでも、周りの楽しそうな雰囲気に誘われ、あるいは「一緒に触ってみよう」と直接誘われて、山羊の背中に後ろからそっと手を出すところなんて、気持ちを実況してあげたい程でした。「大丈夫かな？こっち見ないかな？逃げられちゃうかな？暴れたらどうしよう？…やったー！さわれた！」とか。小動物も大物達も同じですが、やはり直接ふれることでしか得られない「理解」というのがあると思います。何年か前、説明のおじさんが「生きているって、温かいことだよ。触ってみてね」と話していたのを思い出します。
　さて園外保育の本題ではないのですが、今日は私、モノレールでウキウキしてしまいました。天気予報のせいか余り混んでいない園内で、モノレールは２クラスで貸し切りでした。ドアが閉まるのを見て「飛行機みたいだね」とか話していたら急に、高校の修学旅行で飛行機が羽田を飛び立った時のことを思い出しました。何だかみんな興奮していて、「ウォー」という声があがったのです（男子校特有？）。今日はもちろんお行儀良くしていた子ども達です。でも「モノレール大好き！」という子も多いはずで、一方的に共感していた園長でした。