学校法人明照学園
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来たぞぉ

来たぞぉ

2014/05/22

 年中さんは、畑でブロッコリーを育てています。アブラナ科です。ということは…アブラムシがつきやすいのです。相当。今までは不織布を掛けていたのですが、そのトンネル一杯に大きくなってしまったので開けてみたら!何枚か食べられていました。根元を見ると…点々がいっぱい落ちています。
 ちょうどhototoさんが監修に見えたので、早速相談しました。「アブラナ科は虫との戦いです。最初にダニが付いて、それを食べにアブラムシが来て、またその後で蟻が来ます(アブラムシと共生し、天敵を払う)。葉っぱについている迷走したような模様は、やはり虫の害です。」との事。じつは何年か前にもブロッコリーを育て、同じようになりました。さてどうする?

(1)折角なので観察する。
(2)駆除する。

 今回は、一度だけ(1)観察して、後は(2)駆除に乗り出すことにしました。アブラムシと聞いてゴキブリをイメージした子もいたようですが、色が綺麗(葉っぱへの擬態でしょう)なのと小ささ、動きの遅さで恐怖心は薄れたようです。とにかく「この虫が葉っぱを食べちゃうと、ブロッコリーが元気なくなってしまって、大きくならない」ということをお話しました。たくさん並んで植えてある中で目立って小さなものがあり、それはやはり食害に遭っているのでした。(1)観察をひたすら続けてもいいのですが、その場合は…殆ど(虫に)食べられて(子どもは)食べられなくなるでしょう。
 機械や売り物であれば、返品するとか苦情を言うとかあるかも知れません。しかし、野菜はそうは行きません。どんな状況になっても、面倒を見て付き合い続けなければならないのです。…って、野菜育てでは当たり前なのですが。
 この辺り、「色々と手を掛けながら付き合っていく」というプロセスが、収穫に止まらない「学び」に繋がるのだろうと思います。「食べた!美味しかった!」では済まされない、「育てる苦労と喜び」を体験して欲しいと思います。

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