今日は子どもの日の集い。入園から一ヶ月経った年少さんも、すっかり慣れた様子でホールに集まりました。そうそう、まだ椅子を持って歩かないので、気がついた年長さんたちが、小さい子の分の椅子を並べてくれていました。「イヨッ！」という感じです。
　さて、子どもの日の歌といえば、定番は「こいのぼり」「背比べ」ですが、２曲とも３拍子なのです。子ども達は歌うとき自然と体が揺れだすのですが、偶数拍でないと、どうもリズムをとりにくいもの。年少さんや年中さんは、少し戸惑いながら歌っていました。しかし！年長さんは落ち着いたもので、しっかり曲にのりつつ、揃って揺れていました。正直言ってビックリです。その辺りと、歌として声が揃っているのはシンクロしているのだろうと感じました。共鳴動作というと乳児期の「はい、アーン」ですから違うのですが、「声が揃って、体の動きが揃っていることを味わっている」ように見えて、「ああ、新しいクラスとして馴染んできているんだな、歯車がかみ合ってきたな」と感じました。
　今日は「鯉は川の流れに逆らって、のぼっていく。それほど元気に育って欲しいという願いです。」という話もしました。逆境の中でも「貫き通そう」と思えるだけの信念を、ぜひ育てていって欲しいと思います。