幼稚園での「春の使者」と言えば、春風ではなくお花でもなく、蛙さんなのです。先週後半、暖かかったので相当数の蛙が集まってきました。雨が近づくと、真ん中の道に沢山の陰が…。１０匹はいたと思います。ところが、折角出てきたのに、哀れ蹴飛ばされたり悲鳴を上げられたりと、つらい目に遭ってしまう子も結構います。特に今は、奥で工事をしているので、車の出入りがあるのです！それほど俊敏でもないので、朝のお勤めに行こうとすると時々ご遺体が…。ちゃんと葬ってあげますけれど。 　子どもたちは流石に目敏く、池の周りに集まって口々に発見を言い合っていました。何であんなに、水の中で息を止めていられるんだろう！！とか。こちらが少しヒントをあげるだけで、子どもたちは「面白そうな物」をどんどん見つけてきます。それを「へぇ、すごいね、よく見つけたね」と共感することで、子どもは得意になってどんどん「変な物」を見つけてきます。あぁ面白い。でも、これが観察力というものだろうと思います。「何か面白い物ないかな？」とキョロキョロしながら歩く。大人には、なかなか出来ない事ではないでしょうか。