土曜日のお遊戯会では、本当に多くの方にお越し頂き、ありがとうございました。冬休みあけてすぐに練習・衣装のお願いなど、保護者の皆様にもご協力をいただきました。また、空気清浄機を導入させていただいたり、インフルエンザ等にも目を配っていただきました。子ども達にとって、お遊戯会とは、「自分たちが自信を持って舞台に立ち、たくさんの方々に喜んで貰い、拍手をいただくこと」だろうと思います。

自分たちが、拍手を貰える存在なんだ、受け入れられ、喜ばれる存在なんだ。大袈裟かも知れませんが、そんなメッセージを受け取っているのだろうと思うのです。

練習の進みにつれ、これまで学年で培ってきた人間関係がベースとなって、子ども達の団結が進んでいることが伺えます。年少さんでは、友達の踊りを見ていてすっかり覚えてしまい、「全ての曲を全員が踊れる」に近い状態ができていました。年中組では誰かの台詞や出番をさり気なく教える姿や、自分たちで「さぁ、今だ！」と合図をしあっている姿。年長組では色んなパートが同じ部屋で練習している中、目と目で合図をしながら真剣に「合わせよう」とする姿が見られました。みんながそれぞれに考え・行動し、しかも「一緒にひとつのものを作り上げる」ことを自覚的に行える。これは社会の一員として、とても大切な姿勢であると思います。幼稚園は小さな社会。まさしく伸びて欲しい姿が、たくさん見られました。その社会性が、安定した家庭状態に支えられている事は異論を待ちません。元気に「行ってきます！」と出かけられる家庭が、家族があればこそだと思います。本当に有り難いことです。今後とも、どうか協力して子ども達を育てていきたいと存じます。関係の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。