謎の生き物に迫る
2026/03/05
今日は年長の絵画鑑賞最終日。私としては例年最後に持ってくる定番です。様々な意見や解釈がでて、楽しみにしている作品。国宝「唐獅子図屏風」です。
もう終盤なので、意見の出方も若干慎重さが見られます。「なぜ、そう思ったの?」「あの子は、こう言っていたけどね」という「発言後の展開」がある程度分かるからです。
今日も、「こっちが大人で、こっちは子どもだと思う。」「どうして?」「…大きさが違うから。」といったやり取りがありました。
年少の頃であれば、定型のやり取りが多いですけれど、こういった発言は一人ずつ独立したもの。発言の根拠は、何とか自分で仕立てなければなりません。何を言っても間違いではないにせよ、何を言っても正解とは限らない。この不安の中で自分の意見を出していくのは、なかなかのプレッシャーです。人生で考えれば「むしろ正解があることの方が、ずっと少ない」訳ですが、特に学校では「正解を答えることが大事」という風潮や、「正解は必ずある」という信仰が幅をきかせがちです。
この辺りについては、「正解も不正解もないからね」という明示と、「日常会話の豊かさ=さまざまなバリエーション」を経験しておくことが大切なのだろうと考えています。日常会話が定型化していくと、「何にでも正解はある」と勘違いすることが出てきそうで心配なのです。
写真の立っている男の子(2名)、結局最後まで発言こそしませんでしたが、「しっかり見よう」という気持ちが行動に表れていますね!
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