子どもの感性に驚く
2024/11/11
運動会明け、そして色々とバタバタした時期を終えて、久しぶりの「絵画鑑賞」となりました。そしてまぁ、子ども達の感性の鋭いこと、独特なこと。感銘すること頻りです。
題材に使ったのは、アンリ・ルソーの「風景の中の自画像」というもの。大きなナラティブとしては「自分は絵描きとして一人立ちするんだ」という宣言の作品、と言われていますが、細部を見ていくと色々と細かなポイントもあるそうです。その中で、子ども達の言及があったものを挙げてみます。
襟にバッジをつけている(教育功労勲章で、最初の完成時にはなかったもの)!
太陽が雲の中にある(日本の浮世絵の影響が指摘されている)!
この雲は富士山みたい!あと、この雲は半分しかない(奇形の雲であることは指摘される)!
この雲は日本地図みたい!(美術評論家によって、その指摘もされてる)!
空とかに文字が書かれている!いやひび割れだよ(これは経年変化によるひび割れでしょう)!
日本の旗が(バリエーション含めて)いっぱいある(これまた指摘されています)
ということで、当時のパリでは(少なくとも彼の中で)結構な日本文化ブームだったのでしょうね。でもそれを発見する(嗅ぎつける?)子ども達の感性。進めながら感心が止まりませんでした。
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