お天気もよく、温かくなったことも見計らって、各学年畑で野菜を植えました。年少組はきゅうり、年中組はミニトマト。このあたりは「失敗なし」の定番ですので確実に収穫まで行けると踏んでいますが,年長組は「オクラと枝豆をやります」という先生の意に加え、園長の好みで「メロン」も植えてみました。
　植えた、と一言で言っても各学年で子ども達の関わり方は異なってきます。年少組は苗自体を先生が植え、子ども達は植えから「土のお布団をかけてあげてね」ということでやってもらいました。砂場とは異なる土の感触を味わいつつ、不安定な足場でしたが頑張って態勢を保って土をかけてくれました。年中組からは苗も子ども達に持って貰いました。ポットから出した苗はもろいので、かなり力加減が難しいのです。それでも何とか植えて、同じように土をかけてくれました。

　年長組の「オクラ」も「枝豆」も、一つのポットには何粒か入っており…つまり「ポットの中に根が行き渡っている」状態ではないので、余計に脆く難しかったと思います。それでも何とかまっすぐ立つように、誰かが支えて誰かが土を入れていく、というような姿が見られました。
　この畑にまつわる活動は、一学期通じてけっこう大きなものだと感じています。野菜とはいえ生き物を育て、その変化を楽しみ、収穫していく。毎年いろんなドラマが生まれる活動です。今年はどうなるか…楽しみです。