朝は少し雨が降ったものの、先日のサツマイモを使って焼き芋パーティーを行うことができました。近隣へのご迷惑にならないよう、敷地の奥の方で、もちろん万が一への備えもし、消防署へも「教育活動で焼き芋を行います」という届を出しての実行でした。お寺の庭師である柳井造園さんもちゃんと準備をすすめてくださり、「焼き芋」の提灯も無事発掘して当日に臨みました。
　生産者さんに伺ったとおり、「掘ってから一週間は寝かせて」調理したこともあり、「寝かせるとやっぱり美味しいね」「久しぶり、という嬉しさもありますよね」とか言いながら美味しく食べることができました。「思いの外おおく」食べた子もいたようで、「どこか他のクラスで分けてくれないかしら」と探す姿も見られました。

　さて、この「焼き芋」という行事を通して、子ども達が五感で感じ取った「つぶやき」を、先生方から聞き取りましたのでご紹介します。それぞれの経験や語彙の中で、周りに一生懸命伝えようとする姿は生き生きとしていたことでしょう。年長組では「火事との違い」に言及する子もいたそうです。「おいしかった」だけではない経験になって良かったと思いますし、それこそが「幼稚園で行うことの意味」なのだろうと思います。

こういった「つぶやきのまとめ」が高評価をいただけたら、園長も調子に乗って同じようなまとめを作ることでしょう。