今日は「七夕の集い」を行いました。緊急事態宣言が明けているので（そしてホールも開けているので）全員が…満３歳児のふたばさんも含めて…参加しました。「なるべく全体に広がって座る」ことを考えているため、やっぱり「沢山いるなぁ」という感じなのですが、間隔は例年よりかなり広くなっています。でもみんな集まると、活気があっていいですね！

　さて内容は例年とそう変化なく、「織姫さんのように、手先が器用になりますように。私たち、これを作ったんですよ…を見てもらいましょうね」という趣旨をお話しし、それぞれの「彦星・織姫」の制作を紹介しました。自分達の作ったものが紹介されれば嬉しいし、他の学年のものを見るのも楽しい。七夕にまつわる歌も学年それぞれで、拍手がおこっていました。
　その中では、年長さんの「顔の大きさを試行錯誤して作った」という話が印象的でした。体はトイレットペーパーの芯ですから大きさは決まっています。自分なりに一旦顔を切ってみて、本体にあてる。あるいは顔を描いてみてバランスを見る。うまく行っていないと感じたら、作り直す。私もその時見ていたのですが、いろんな工夫を見ることができました。目当てとなる線を先生が用意しないことで、子ども達が工夫する余地が生まれた。切る前に、本体に当てがってみて様子を見ている子もいたそうです。「できるだけお膳立てをしてあげるのが、必ずしも良い訳ではない」ですね。常に塩梅が大切です。