学校法人明照学園
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よく見ると

よく見ると

2021/06/11

 日差しもずいぶんと強くなり、畑では野菜たちが(概ね)元気に育っています。その中でも今回は、キュウリを紹介しましょう。
 黄色い花には2種類あって、つまり「めばな」と「おばな」があります。見れば違いはすぐに分かります。最初はもちろん小さいのですが、育ち始めると、成長はとても早いです。サムネイルに使ったものが、翌々日には「ちょうど収穫どき」、その翌日には「お化けキュウリ」になってしまう程です。
 ですから、お百姓さんたちはかなり気を使って収穫していると思います。スーパーで見かけるのは、見事に長さが揃ったキュウリたちですから。「うむ、これは今日だ。これは明日だ」というのは、毎日見ていなければ分からないでしょうし、一日過ぎてしまったら、おそらく「規格外」です。お休みの日はとれないでしょう。

 子どもたちも、かなり関心を寄せているようです。触ってみて「チクチクしているね」など、口々に気づいたことを話していたようです。そう!この「キュウリを触ってみる」というのも、現在では難しいでしょうね…ただ「植物を育てる」だけでなく、「それを通じて子どもが育つ」側面の一つは、ここにあると思います。
 実際、そうとう鋭そうなトゲ?が生えています。不用意に触るとびっくりします。案の定、子どもに聞かれたことがあります。「どうしてトゲトゲがあるの?」これは、ズバリ「動物に食べられたくない間はトゲがある」のです。キュウリの中には種が入っているのはご存知と思いますが、これが熟すとトゲはなくなります。「実を食べて種を運んでもいいですよ」という合図に、トゲがなくなるのですね。ちなみに、実だけでなく葉っぱや蔓にもけっこうトゲがあります。
 ただし、私見では「未熟なほうが味がボケなくておいしい」と思います。板ずりはしっかりと。

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