正座でお御堂
2020/11/30
今日は年少さんと「ふたばぐみ」合同でのお御堂参りとしました。ふたばさんは初めて、年少さんも2回目です。通常は「上の学年の子たちの様子を見て、自分達もまねる」ことで振る舞いを学ぶのですが、今年は学年別でのお参りですから、それは適いません。その中で早くも「お兄さん・お姉さん」の立場を経験する…年少さん、なかなか大変です。
お話は「初回の定番」、小猿がスカーフで遊ぶ話です。男の子の真似ばかりするので、それを逆手にとって返してもらうというもの。途中で面白い(筈の)シーンがあるのですが、お御堂の雰囲気は「笑ってもいいのかな…?」とも感じさせるようで、ホールであれば躊躇なく笑う場面でも、お御堂ではそれが見られるのです。
私としては「お御堂でも、面白ければ笑ってもいいよ」と思っているのですが、年少さんは範とする子達は居ないし、先生方は澄ましているしで、「面白いけど…いいのかな?」といった微妙な雰囲気を味わったようです。そのうち誰かが笑い始め、最後には期待を持ちつつ「キター」と笑っていました。
現代の子どもは「生活空間」以外に身を置くことに慣れていませんから、お御堂の雰囲気を「怖かった」と言っていたのは正直なところでしょう。でも、その中で「面白い話を聞けた」というのは「好きになる」第一歩になったのではないかと思います。
そう言えば、「正座をすると、多動気味の子も落ち着く。足が固定されるから」と聞いたことがあります。なるほど椅子では足がブラブラ動きますから、その刺激を改めて受けたりするのでしょうね。「正座して心を落ち着ける」というのは、一理あるようです。
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