昨日の大雨で、砂場は大海と化してしまいました。じっさい、下の関東ローム層まで繋がっているので、園庭よりもずっと水はけが悪いのです。こうなってしまうと、大概は数日閉鎖となってしまうのですが、今日は折角暖かくなったのだから、と、排水作業を行いました。
　お正月に買った汚水ポンプの登場です。最初は見送りに来た未就園児さんたちが手伝ってくれていたのですが、「もう帰りますよ〜」という時間になり、次にやって来たのは年中組さんでした。その時の写真が撮れずに申し訳ないのですが、かなり面白いやり取りになりました。

子①「先生、何してるの？」「うん、ここから水が出ているね。何だと思う？」「ココ（排水溝）に、水を入れているの−？」「違うね。これは水を捨てているんだよ」「砂場の水を？」「そうだよ」…。暫く見ていたのですが、走って行ってしまいました。「水を出して、入浴漕に入れる」ではありませんが、「砂場から出している」というのは中々ピンと来ないようです。

子②「先生、何してるの？」「うん、ここから水が出ているね。何していると思う？」「あー、水が出てる」「うん、どこから来てるかな？」で、ホースを辿っていくと、砂場に置いてあるポンプへ行き着きました。「これで気づくかな？」と思ったら、更にどこから来ているか探求したのですね！
「先生、この壁から来てる！」見てみると、ポンプの電源コードが壁のコンセントに刺さっていることに気づいたのですね。だから、「壁〜ポンプ〜排水溝」という繋がりが閃いたのでしょう。
　確かに、電気がポンプに伝わって、形が変わって水を吸い出し、排水しているのですから「コンセントから排水溝まで繋がっている！」わけです。偶然は含むかも知れませんが、なかなか良い洞察でした。