本日、子ども達と保護者のみなさんには「避難訓練」に参加していただきました。全体として落ち着いた様子で、防災ずきんも殆どの子が間違えずに被り、口と鼻をハンカチなどで覆うことができていました。「口を覆うだけじゃだめなんだよ。鼻もね…」と言いかけて、「みんな、鼻もおさえられているね」と慌てて直したほどでした。
　保護者の皆さんの引き取りの時間帯には、ちょうど雨が降り出したりして大変だったと思いますが、それぞれにお越しいただき、備蓄品の配布も行いました。期限が半年ほどのものもあったようですから、どうぞご活用下さい。
　「地震の時は、まず自宅の安全を確保してからお迎え。火事の場合は連絡があったら」が原則ですので、よろしくお願い致します。
　さて今回は火事の想定でしたので、実施する側も「どこから、どのように出火したか…」というストーリーを、それなりに「ありそうな話」として設定しなければなりません。「職員室から出火しました」ということで、みんな放送を聞いて咄嗟の行動を取ってもらいました。
　そういった緊張館は、子ども達に伝わるようです。全体的に静かに、真剣に訓練に参加していました。自分自身の過去を思い出すと、「真剣に参加していたのは何時までだったか…」ではありますが、「余裕を持って行動する」にも繋がった方がいいか…などと考えます。
　若い先生と話していても、「ついつい、今地震が来たらどうしよう、とか今火事になったらどうしよう、とか、フッと考えるんだよねー」とか、楽しくない会話をしてしまいました。