土を求めて
2019/01/24
ここ何日か、年長さんが砂場で熱心に穴を掘っています。本当に熱心で…かなり深い穴になっています。年越しの頃、近くにあった切り株を抜いたことと関係しているのでしょうか?「砂場をとっても深く掘ると、粘土みたいなの(=赤土)が出てくる!」と発見した子がいるようです。
確かにここは関東ローム層。砂場の下は赤土で、運動場よりも水はけが悪いです(掘った穴に水が溜まっていました。赤土まで掘ったからですね)。
そして、よく知っていますね、「これを使うと泥だんごがカチカチになる」ということで、懸命に作っている子がたくさん出てきました(出てきた根っこと格闘した子も)。見ていると、「畑の側に持って行くよ。陽が当たるから、よく乾くんだ」と自信満々で持って行きます。その通り、「安静に・乾燥させる」にはぴったりの場所です。
行ってみると、すでに整形されたものと共に、掘り出しただけの赤土も乾燥させていました。素材を加工するというのは、なかなか細かな工程ですが、それだけ「泥だんごを作る」というのは強いモチベーションになるのでしょうね。出来上がるのは「泥だんご」で、成果物の価値評価はそれぞれかと思いますが、「目的に向かって様々な工夫や試行錯誤をする」というプロセスは、間違いなく価値あるものだと思います。
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明照幼稚園
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