今日は年度末の「お荷物整理」。一年間使った道具たちや保育室を、次の子達に明け渡す準備をしました。自分たちの持ち帰り荷物を整理してそれぞれの袋に入れ、部屋の掃除をします。一学期から数えて３回目ですが、今回は「明け渡す」ために、ロッカートレイの名前シールを剥がしたりも自分達で行いました。ブロックも一つずつから拭きして、女の子が、普段使わないソフビ人形を磨いている姿が印象的でした。
　そして、写真の窓ふき。絞りが充分でないとか、桟を掴んでいるとか、つい突っ込みたくなる点もあるのですが、「自分達でやるんだ」という積極性の表れとして、受け止めました。
　子ども達は「大人と同じにやりたい」という願いがあるようです。お料理を一緒にしたり、掃除をしたり。「お手伝い」ですけれど「一緒に」。その思いはどこか受け止めてあげて欲しいところです。
　男子でも女子でも、いずれ「自分のことは自分で」という身辺自立が完了します。小学生の半ば頃でしょうか。その時期に親頼りであると、次は「一人暮らし」とか「結婚」の機会まで待たねばなりませんよ。戦力としてはまだまだでしょうけれど、心意気は買ってあげてくださいね。