今朝は風が強く（木枯らし一号だそうですね）、登園も大変だっただろうと思います。銀杏の実もかなり落ちてくるのですが、みなさん当たったりしませんでしたか？
　さて園庭では子ども達が思い思いに遊んでおり、年中と年長の混合でドッチボールをしていたようですが、年少組の女の子が落ちてきた銀杏の葉でブーケを作っていました。
　そう言えば…年少さんの記録で、「朝のシール貼りでイチョウのシールを見つけ、”外にあるよ”、”集めに行こう”という話が盛り上がり、子どもと一緒に葉っぱ探しをして遊びました」とありました。男の子の好む「虫集め」と、女の子の好む「葉っぱあつめ」。「狩猟と採集」という、人類が１００万年以上続けてきた活動を、今でも子ども達は受け継いでいるのかな…自然なことだなぁと思いました。
　ちょっと心配のあったクラスなのですが、月曜日の参観でも「子ども達が落ち着いて座れていて、一学期との差の大きさに驚きました」というお話をいただいております。この時期から年中の終わり辺りまでが、多分一番幼稚園を満喫できる時期です。用語を使えば「身辺自立から周囲探索」という感じでしょうか。これから自然の変化がいろんな所で見られますから、よい「見る目」を育んでいきたいと思います。
　ところで…「ブーケ」と「花束」の違いを調べてみました。「ブーケ」は全体的に丸く、表裏（というか前後）がないものだそうです（フランス語で”花束”の意味ではあります）。それに対して、「花束」は正面がある。なる程、思い当たります。調べてみるものですね。