学校法人明照学園
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1.6kmの旅

1.6kmの旅

2016/06/16

syoubousyo2016
 今日は年長さんが小石川消防署へ見学に行きました。往復・館内も含めて2㎞は歩いたでしょうか。幼児としてはなかなかの距離です。無事に帰ってこられて、まずは良かったです。
 お天気も何とかなると判断して出発。10:00から訓練と聞いていたので、結構な早足で向かいました。子どもが45名程度に対し、先生は5名。適度に配置して安全確保をしつつ、列を促しつつ、進みました。結果10:00丁度に滑り込んだのですが、訓練の予定が変更になったり、出場(出動)が掛かって訓練が中止になったりと、本当に臨戦態勢の中、お時間を作って下さったのだと感じました。
 それでも、駐まっている救急車や消防車を間近で見たり、防火衣を着たり(お当番さんだけ)、防災のDVDを見せて貰ったり、腹話術があったりと、盛り沢山の見学ができました。隊員さんとのハイタッチを果たした子もいて、隊員さんを身近に感じたのではないでしょうか。
 私としては、取水用のホース(ポンプ車が汲み上げるための吸水管)と、放水用のホースの違いが興味深かったです。吸水管は畳めませんが、放水管は畳んで巻いてあるのです。
 という風に大変興味深かったのですが、帰り道を一緒に歩いていて、ちょっと心配事もありました。列になって道を歩いているのですが、別に「オリンピック入場のように歩け」とは思いませんが、「歩く姿」もいろいろだなぁ…と。普段の生活経験の積み重ねが、ここに出ているなと感じました。登園のとき、短い距離でも自分の足で歩いてくる・自分で信号を見て渡っている子と、そうでない子は差が生じているだろうな、と。今日のように「クラス単位で歩く」というのは日常生活の中では経験し得ないことです。しかし、「幼稚園への登園・降園」時間が、子ども達にとってどんな経験になっているか…単純な経験か、小学校以降への準備になっているか…は、ちょっと見直しても良いのではないでしょうか。「自分で歩いて幼稚園へ行き来する」子は、誰もが何となく自信を持っているように見えますよ。
 しかもこういう場面では、個々に誉めるのがなかなか難しいのです。「そう、よく見ているね」とか少しは声を掛けられたのですが、大半は「はーい、離れてるよー」とか「前の人を見てね」といったもの。「できていることを誉める」のは、なかなか難しいのです。

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明照幼稚園
住所: 東京都文京区小石川4-12-8
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