海老だ海老だ
2015/11/09
今日のお御堂参りでは、「はな垂れ小僧さま」を演じました。丁度これから寒くなり、「その対策もしようねぇ」というきっかけにもなるかな、と思って。
話自体は不思議な所もあります。「お爺さんは、売れなかった薪を川に投げ入れ、神様に差し上げました」…濡らしちゃダメなんじゃないの?とか。
さて、お話としては「…すると、小僧さんが洟をすすりました。ズルズル〜」の所で受けるのは見えています。その繰り返しが暫くあり、お爺さんがお金持ちになって「もういいや、小僧さん。エビを買いに行くのも面倒だし」と言って、急転直下の結末を迎えます。
昔話というのは、キャラクターがはっきりしていて、「いい人はいい人。悪い人は悪い人」である事が多いのですが、この場合のお爺さんは「一人二役」というか、最初は信心があって恩恵も受けるのですが、後に面倒臭がりになって没落する、というのが面白いです。これ、「豪奢な生活」自体を戒めているのではなく、それに対する驕りを言っているのですね。「お爺さんは大金持ちになったので、貧乏で苦労している人たちにも分けてあげました」だったら良かったのに。そもそも、商売道具(商品)の薪を手放したから、はな垂れ小僧さんが来たんでしょう?
…という事を書きかけで園内を見て廻っていたら、年長さんで海老発見。思わずカメラを取りに戻りました。比べてみると、園長作の方が幼いというか、プランクトン並ですね。借りていけば良かった。
--------------------------------------------------------------------
明照幼稚園
住所:
東京都文京区小石川4-12-8
電話番号① :
03-3815-0166
電話番号② :
03-3811-1306
--------------------------------------------------------------------