今日は体操参観にお越し下さり、ありがとうございました。先日のお遊戯会もそうなのですが、年度終わりには「子ども達の成長の姿を見て下さいっ！」という行事が多くなります。もちろん一朝一夕のものではなく、年間の積み重ねなのですが、その意味でも体操参観は、一年間の成長を見て頂ける機会だと思います。
　今回、改めてその事を教えていただきました。「私達は、子どもを見に来たんですよ」。ハッとしました。子どもの姿を見てもらう・認めてもらう。そして誉めてもらい、次への期待を持つ。楽しい一日を過ごす。どんな状況でも、その文脈に載るような努力を考えなければならないと。
　アクシデントによる変更は、子ども達にも教諭達にも緊張を強いるものだったかと思いますが、「その中で最善を尽くそう」と気持ちが一つになっていたと思います。原点に戻るって、本当に大切です。
　また、年長さんにとって、このメンバーで行う最後の授業ということは、きっと分かっていたのだろうと思います。４月からそれぞれ歩き出す子たちの、クラスとして・学年として最後の「演技＝見せ場」だったのかも知れません。１００人跳びというのは、掛け値なく難しい事と思います。何度挑戦しても達成しない年もあります。跳びきった時、子ども達が担任を取り囲み、一緒に喜んでいた姿は忘れられません。
　重ねまして、忙しい中参観にお越しいただき、ありがとうございました。いつかどこかで、語ってあげるに足る参観であったと思います。