よもやと思っていたのですが、「ブロッコリー観察記」第３章が始まるかも知れません。今日の記録によれば、アオムシに「いきなり足が生えてきた！（子ども談）」と思ったら、アオムシの中からさらに小さな虫が沢山出てきました。アオムシコマユバチというんだそうです。何でも自然界では約半数が寄生されていると考えられるそうで、特別不運だったという事ではないようです。
　予想外の展開に、子ども達も先生もじっと凝視していたようです。「朝から元気がないなぁ」と思ってはいたそうですが、本当に出てくるところ（成虫ではなかったわけですが…）を見た（見てしまった）ということです。
　結局、寄生されたアオムシは亡くなり、埋めてあげたそうです。まさかの第３章「アオムシコマユバチの観察」にはならず、改めてアオムシを採ってくることにしました。本当に、想定外のことに出会うと、人間って硬直するのですね。寄生虫のことは一応ネットで見て知っていたのですが、よもや子どもが本当に出くわすとは。
　命あるものは、他の命をいただいて生きながらえる。当然の真理ではありますが、小さな虫たちがまさに体を張って子ども達に見せてくれたのかも知れません（というか、その姿から命について学べる子ども・学べる教諭であって欲しいと思うのです）。

画像を貼り付けようかと思ったのですが、ご覧になりたい方は検索したほうが良さそうです。合掌。