明日は幼稚園のバザーということで、現在園舎内は大改装中！です。短い時間の中でテキパキと道具を搬入したり、装飾してくださる姿は、例年のことながら感心してしまいます。さっき少し雨が降りましたが、明日の予報もよく、きっと大勢の方にお越し頂けると思います。
　そんな訳で、子ども達はお部屋を使えません。明日は休憩室となる部屋で、みんなで遊んでいます。さっき覗いてみたら「きつねさん」の手遊びをしていました。友達を呼んできて、一緒に遊ぶという他愛もないストーリーです。一通り行うと、次からはバリエーションです、怪獣が出てきたり、鼠になったり。ピカチュウのバージョンもあったと思います。子ども達って、繰り返して分かってくると、だんだん声も大きくなってきます。「もう知ってるよ〜（語尾を下げて小学生風に）」ではなく、「それ、知ってる！（やや興奮気味に）」というところでしょうか。昔から伝わる伝承遊びもそうですけれど、やってきて、何となく入って、何となく合わせているうちに、できてしまう。何の理屈も説明もないけれど、「学ぶ」ということの原点を、「伝承遊びの伝わり方」に見るのです。
　帰りがけに、子ども達はすっかり様変わりした保育室をチラッと見ていくと思います。その「チラ」が、明日への楽しみを搔きたてるのだと思います。
　子ども達が一日安全に、楽しく過ごせますように。多くのお客様がお越しになりますように。