今日はたんぽぽぐみさんの合同体操でした。在園児も習っている「ラックスポーツクラブ」の先生にお越し頂き、親子で体操したり、体操器具を使っての運動を行いました。鉄棒など「家にはないかな…」という物もあるのですが、でんぐり返しをしたり、お母さんの体に登ったりという活動は、きっとご家庭でもできるのだろうと思います。
　「どこまでできるか、大丈夫なのか分からない」というのは皆さんの正直な所だと思うのですが、私の記憶で言えば「幼児は思いのほか、運動ができる」ものです。もちろんバリエーションは多くありませんし、「高度」でもありません。しかし「走る」「ケンケンとび」「でんぐりがえし」「ぶらさがり」などは、さしたる道具も必要なく、子どもが楽しんでできる事と思います。そして大切なのは、それらが「様々な運動の基礎になる」という事です。
　息子が一歳の時だったでしょうか。お布団の上でゴロンとでんぐり返し（とも言えない…ひっくり返し？）したことがありました。足がバタンとついて、その時のビックリしたような、何か発見したような表情が忘れられません。「もう一回する？」　確かに返事をしたとも思わないですけれど、とにかく気に入ったようでした。
　年少組で幼稚園が始まると、それまでの経験量は一目瞭然です。そして、年齢にあった運動をしてきた＝適時性というのは確実にあると思います。今日の子ども達の様子をご覧になって、「これはできるんだ！」と思ったら、ぜひお家で繰り返してあげて下さい。小学校を思い出しても、運動の好きな子は必ずクラスでのポジションを得るものです。「親子体操」で検索すればたくさんの本やサイトがヒットします。夜ぐっすり寝てもらうためにも、昼間のうちにしっかり体を動かしてあげていただきたいと思います。