学校法人明照学園
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怪力の話

怪力の話

2014/02/24

 今日のお堂参りは、「短時間で」ということもあり、シンプルなお話にしました。あるお坊さんは怪力の持ち主。お勤めに行った帰りに賊に襲われるのですが、怪力で逆に懲らしめてしまうというものでした。賊は最初、お坊さんをおんぶして連れ去ろうとするのですが、足で胴体を絞められて降参…というものです。そうしてホームページに載せるために挿絵を探そうとしたのですが、今は「お年寄りをおんぶする」というシーンが少ないのでしょうか。精々「介護する人」という位で、殆どが赤ちゃん・子どもかカップル。子育てというシーン以外で「おんぶ」が日常から消えた(見えなくなった)かのようでした。
 そういえば、お寺(同じお御堂)で法要をするのに、昔よりも「若い人がお年寄りを背負って登る」シーンを見かけなくなりました。「体が弱ったら無理をしない」「お年寄りが元気になった」という事だとは思うのですが、「消えてしまった・減ってしまった」事に気づくことは稀なので、どんな意味があるのか、もう少し考えてみたいです。
 子ども達、多分例外なく抱っこは大好きです。「運ぶ・連れて行く」以上の意味があるからでしょう。それが何なのか明確に言葉にできないのですが、物理的でない何かなのだろうと思います。親として、いずれ子どもを背負えなくなる日が来ます。体力的なものか、気持ちによるものか、それは分かりませんが、いつか「もういいよ」と言われるまで、できるだけオンブ抱っこには応じてやりたいと思います。
 そうそう、結局採用した「梅干しの種」ですが、強力の説明エピソードで出てきました。種でどうやって剛力を示したのか?それは子どもに聞いてみて下さい。

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