鬼とか神様とか
2013/10/28
今日は久しぶりのお御堂参り。実は前回予定していた水曜日に…台風で休園になってしまいました。で、子ども達もきっと見ただろうなぁと思いながら、まずは台風の話。そして「風神雷神図(俵屋宗達)」を見せました。池袋の紙屋さんで見つけて衝動買い、東急ハンズ直行で装丁して貰った一枚です。「園長は台風を望んでいるのか!?雨男だし…」というご批判を避けるために、行事が続くシーズンには、なかなか出せずにいたものです(半分嘘)。
お話は、台風・大水からつながって「大工の鬼六」。もうすっかりレパートリーに入りました。鬼六と雁次郎のやりとりが面白かったようです。最後は子ども達から「鬼六!お・に・ろ・く〜!」 というコールまであがり、「名前を当てられた鬼六のほうも、すっかり嬉しそうでした」とハッピーエンド。
オリジナルでは、なかなか名前が当たらず鬼六が心細く(そして怒りに)なっていく描写があったりして、機微に触れた作品なのですが、オーソドックスに「名前を言って貰えると、うれしいですね」で締めくくりました。そして、絵は玄関に飾ってあります。インパクトの大きな絵ですから、子ども達からも「見たことある!」との声をたくさん聞きました。ちなみに、17世紀(今から約400年前)の作品なんですね。それがきちんと保存保管されているのは、また素晴らしいことです。
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明照幼稚園
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