大きな樫の木がありまして
2012/10/15
今日は久しぶりのお御堂参り。小さい子達も単純に笑える物を、と探して「お話に飽きたお殿様」にしてみました。
お殿様はお話が大好きで、いくら聞いても飽きません。そこで家来が「お殿様に話をして、飽きさせたらご褒美」とお触れを出します。そこへやってきた若者、どんぐりの話をしてゆきます。「…すると、木からどんぐりが一個落ちてきまして、ころころ転がって、池にぽちゃんと落ちました」「ふんふん、それで?」「そして、また次のどんぐりが一個落ちてきまして…」と延々と続くのです。延々と。ついにお殿様が「もう飽きた!」と投げだし、みんなで会食をするというお話。年少さんたちは何回やっても、同じシーンがくり返される度に爆笑。体をよじって笑いました。しかし年長さんは違いましたね。若干冷ややかな視線を送っていた子もいた程です。「まだ続くの?」という、大人感覚に近い感じでした。星の数よりも多いどんぐり、無限に終わることはありません。
もしかすると子どもの話も、延々と「どんぐりが、どんぐりが…」と言っているように聞こえることがあるかも知れません。けれど、それを聞いてあげられるのは、最終的には家族。昔はお祖父ちゃんやお祖母ちゃんがその役を担っていたのでしょう。誰かに受け止めてもらって、また人の話も受け止めて。そうやって、お話のセンスが磨かれていくのだと思います。
お殿様はお話が大好きで、いくら聞いても飽きません。そこで家来が「お殿様に話をして、飽きさせたらご褒美」とお触れを出します。そこへやってきた若者、どんぐりの話をしてゆきます。「…すると、木からどんぐりが一個落ちてきまして、ころころ転がって、池にぽちゃんと落ちました」「ふんふん、それで?」「そして、また次のどんぐりが一個落ちてきまして…」と延々と続くのです。延々と。ついにお殿様が「もう飽きた!」と投げだし、みんなで会食をするというお話。年少さんたちは何回やっても、同じシーンがくり返される度に爆笑。体をよじって笑いました。しかし年長さんは違いましたね。若干冷ややかな視線を送っていた子もいた程です。「まだ続くの?」という、大人感覚に近い感じでした。星の数よりも多いどんぐり、無限に終わることはありません。
もしかすると子どもの話も、延々と「どんぐりが、どんぐりが…」と言っているように聞こえることがあるかも知れません。けれど、それを聞いてあげられるのは、最終的には家族。昔はお祖父ちゃんやお祖母ちゃんがその役を担っていたのでしょう。誰かに受け止めてもらって、また人の話も受け止めて。そうやって、お話のセンスが磨かれていくのだと思います。
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明照幼稚園
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