自我と自覚
2011/10/25
今日は、本年度2回の「縦割り保育」でした。クラス同士の交流なのですが、特徴は「他学年との交流である」という事です。つまり、ペアになったりするのが必ず「年の差のある子」同士、なのです。前回は少し緊張気味だった年少さん達も、今日は随分落ち着いて参加できていたようです。先生方の日誌を見ていると、年上の子たちが、小さい子たちの気持ちを汲み取ったり、丁度良く手加減してくれたりする姿が浮かび上がります。きっと、自分たちが嘗てしてもらったように、次の子達に返しているのでしょう。さて題の「自我と自覚」ですが、似て非なる物のような気がします。自我は、自分の内面から沸き立つもので、自覚は外との交流によって気づくものという感じです。「私はこうしたい」という直球(あるいは「球種」)に対して、「周りに対して、この人に対しての自分の立ち位置」という「投球術」ではないかと思うのです。どんなにストレートが得意(自我)なピッチャーでも、相手によってはボール球も投げる(自覚)、という喩えを考えてみました。この辺りも先日の「和」に繋がるような気がします。
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明照幼稚園
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