今日は年少さんで「切り紙あそび」をしていました。折り紙などもそうですけれど、何かメインの作品を作って、それを台紙に貼り、周りにストーリーとなる絵を付けて「作品」とする事が多くあります。だから、一人一人の技術的な部分や器用さの部分とともに、個々の持つイメージも一緒に表現されます。それぞれの作品を見ていると、「ああ、あの子らしいな」と感じることも多くあります。大袈裟に言えば「型と個性」といったところでしょうか。　そして、今日はその「仕上げ」。先生が、「こういう点に気をつけてね」という話や、クレヨンの持ち方（ちゃんと力の入る持ち方）を見て廻っています。そういった面と同時に、配って貰ったら「ありがとう」と答える、周りの子を配慮しながら自分のスペースを確保するといった、対人的な所も見ていきます。教材を配っていて、誰かが気がついて「ありがとう」と言うと、先生が「どういたしまして」と応えます。またそれに応えるかのように子ども達が「ありがとう」を言う。「どういたしまして」が「ありがとう」を誘発している姿は、見ていて微笑ましいものでした。また、子どもどうしで「どっちが綺麗に塗れてると思う？こっちだよね」と、先生の話を再現しているのも、とても可愛らしい姿でした。