なりきり
2011/02/17
今日は、年少組と年中組の総練習がありました。今日のポイントを言えばつまり、本番の衣装を着けて、一回限りの練習を行ったのです。そう、練習と本番の本質的な違いの一つはここにあります。練習であれば、「○○に気をつけて、もう一回」があるのですが、本番はそうは行きません。小道具が外れようと、一瞬のスキマができても、そのまま続き、くり返しません。取り返せません。よく「練習は本番の気持ちで。本番は練習の気持ちで」と言いますが、子ども達は何だか、それを理解しているようなアクトでした。年少組さんは出演のものになりきって演じていましたし、年中組は劇で登場人物になりきっていたと思います。(年中組には少し慣れによる慢心が見えましたが…)。大抵の事柄は真似から始まり、革新もまた、追求し尽くす所に起きます。真似、そのつもり。時には批判的に語られる言葉も、幼稚園では全てオーライです。その「成りきれた度合い」が低いと、変にピースサインをしたり手を振ったりするのでしょう。子ども達が舞台の上にいる時、「僕たち・私たちの演じているのを見て!」というメッセージが、実は一番強いのだと思います。あさっても、ぜひそのメッセージが伝わるといいな、と思いました。
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明照幼稚園
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