きつね女房
2011/01/24
さて、今週のお御堂参りでは、「きつね女房」のお話をしました。病気の方(狐)を介抱してやり、恩に感じた狐が女房となって来ます。かわいい赤ちゃんも生まれるのですが、最後は野へ戻ってしまうというものです。その中で「検見から逃れる」というくだりがありますが、要するに「田んぼが不出来だから、年貢を逃れさせて貰う」という話です。今で言うところの所得税対策、でしょうか。ただ、現在に生きる私としては、税のことは「とにかく軽くしてくれ!!」とばかり、単純に言っていられないと思うのです。公共サービス・外交・防衛など、日本として、あるいは自治体として行わなければならない事はたくさんあり、その基盤となっているのが税金です。どう使われているのか、どう使われるのか。関心を持って厳しい目でチェックしなければ「とにかく軽く」としか考えられなく(冷静に考えれば、かなり程度の低い考えですよね)なってしまうでしょう。税金を払うということは、「日本」という国に投資している、とでも考えれば、少しは違うのでしょうか。
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