幼稚園は冬休みです。いろいろと行事の多かった２学期が終わりましたが、思い返すと「力を合わせて」という事がとても多かった事に気づきます。まだ暑い最中での運動会の練習。クラス対抗で、あるいは学年全体で一つのものを作りあげました。誰かに頼れる部分もありますが、最終的には自分で判断。でも、友だちが教えてくれる部分も。力一杯応援した競技は、大人達も手に汗握る展開でした。動物園とお芋掘りでは、幼稚園の外へ出てクラスで動く事が多かったですね。あの雨の動物園は、「雨なんか気にするより、動物達が見たいんだ！」という子ども達の意欲に、改めて感心した次第です。お芋掘りでは重い袋を引きずらないように気をつけて歩く姿が見られました。そして「お買い物ごっこ」では、クラスみんなで看板も作り、「誰かが楽しんでくれるように、喜んでくれるように」とたくさんの商品を作りました。そのままだと捨ててしまうような物でも、手を加えることで立派なおもちゃになりました。幼稚園で「一緒にやった事」は、それが社会への練習であると同時にリアルな経験です。将来の価値観の原型として、色々な関わりを持って育って欲しいと思います。