今回は、定番中の定番中「おむすびころりん」。子ども達もよーく知っている話なのですが、穴に落ちて暗転していく所が、怖い子どもも時にはいるので、少し慎重に話さなければならないものです。今年は、例年にもまして子ども達がしっかり聞けているので却って真に受けすぎるかしら？とチョット心配だったのですが、途中から「知ってる知ってる」という安心感もあったのか、無事に通過することができました。

それにしても、昔話は良くできていますね。強欲な者が、強欲な故に酷い目に遭っていく。世の中そうでなくちゃいけません。少なくとも「世の中の基本や普通」を学んでいる最中の子ども達にとって、自らの価値観を作り上げるためには。テレビで見るパロディとかが普通にならない為にも、社会の疑似体験として昔話はとても大切だと思います。