今日は第２回のお御堂参りで、お話は「ももたろう」。前回はとにかく笑える話だったので、今回は少し怖い登場人物も出てくるものをセレクトしました。

さてお御堂の向かいには園長宅があって、その側には一本の桜ん坊の木が植えてあります。もう２０年以上前ですが、伝通院の植木市で買ってきたものです。以前のホールの裏に植えてあったのですが、建築に伴い今の場所に移しました。実がなるようになって、もう６・７年になると思います。今日は何組かが、先生と一緒に食べてみたようです。

当然のことながら鳥さんが毎日巡回して見張っていますので、それに先んじて食べなければなりません。園庭開放の時は目の届きにくい場所なので、ケガに繋がらないように注意しよう、と意思統一をして、知らせるかどうかをクラス毎に判断して貰いました。食べてみた子、見上げた子、色々でしたが箱詰めされていないサクランボを見るのは初めて！という子もいたことでしょう。実は大しておいしくない（甘くない）のですが、たしかにサクランボの味がします。自らもいで、その柔らかさを感じて食べるのは、きっと貴重な経験になった事と思います。