今日の上野動物園では、保護者の皆様にご協力をいただき、ありがとうございました。お陰様で子ども達も不安なく園内を見学できた事と思います。改めて御礼申し上げます。　さて、年長組は子ども動物園で小動物とふれ合ってきました。そこで最初に説明してくださった方が、「手で触ると、何が分かるかな？」…結構難しい質問です。そこである子が「暖かいか、冷たいか！」と答えました…おぉ鋭い答えです。おじさんが改めて聞きました。「どうして、暖かいのかな？」…子ども達は、やや面食らったようです。「それはね、生きているから」。なぁんだという顔の子、びっくりしたような子と様々でしたが、私はこの時思いました。この飼育員さんは、小動物の死に沢山立ち会ってきたのだろうな、と。　それが彼の説得力になっているのだろうな、と。子ども達が感じた「暖かさ」に、「生きている」ということ、その尊さを意味づけるのは、我々大人がしなければならない事だと思います。本当に大切なことを教えていただいたと思います。