学校法人明照学園

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一斉活動

朝の会に始まり、音楽的な活動、手先を使うもの、体操など、子ども達の「できること」にバリエーションを増やしていきます。「教わる」ことで安心感を増し、言葉や道具を知ることで、「面白いと感じる事」を増やし、スムーズなコミュニケーションのヒントを得たりします。

自由遊び

さまざまな活動を通じ、自分のできることを使い、試行錯誤して「好き」「得意」「工夫」を増やしていきます。自分のイメージを持ち、周囲と共有しながら回数を重ね、嬉しい・楽しい・時には悔しい気持ちを味わいながら、さまざまな「ちから」を伸ばしていきます。

特徴的な活動

①正課の体操…現代の住環境は、「帰宅したら静かに過ごしましょう」というのが基本です。幼稚園では必ず「身体を動かす」時間を設け、具体的には「安全に過ごす」ための身のこなしを獲得することを目指しています。高い場所や鉄棒など、最初は怖く感じることもありますが、その気持ちも受けとめた上で、「自分の身体を十分に使う」ことを体験から身に付けて欲しいと考えています。→具体的な姿

②仏教の行事…元々お寺の付属として始まった幼稚園ですが、「◎◎と称えましょう」といった具体性は薄くして、「仏さまは皆のことを見守ってくれている」ことを中心とした人生観を伝えています。自分が調子よく過ごしている時はもちろん、思い通りに行かない時にも「折れない心」を持って欲しいと考え、日々の暮らしの中で実践できる「生き方の知恵」を伝えています。→具体的な行事の例

③言葉の時間・絵画鑑賞の時間…人間の知覚能力は目に負うところが大きいですから、言葉についても「文字を見る」という経験を多く準備しています。小学校以降とはことなり、「見る・読む」に偏った活動です。興味を持った事を意識的に見ることは、集中力や判断力、認識力に大きく貢献します。「先生が見せているものを見ることが良い結果に繋がる」という経験を積むことにもなります。年長児になると、絵画を題材とした対話を行います。自分の発見したことを発言し、周囲の発言を聞き、自分なりに考える。理解し共感する力や論理的思考力も磨かれます。→具体的な活動の姿

幼稚園の環境

遊具を使うにも共同性や社会性の成長に繋がりますし、広いエリアは力一杯を発揮するだけでなく、子ども達の想像力によってリレーやドッチボールコート、ドロケイの舞台にもなります。自然エリアには様々な木の実や花、生き物がいて、子ども達の好奇心の受け皿になります。子ども達が「発見し、イメージし、共有し、試行錯誤し、楽しむ」ための舞台です。

 

職員について

全員が「その時、その子のことをしっかり見る・認める」ことを出発点にした保育を心掛けており、時には一人の気持ちにじっくりと付き合い、粘り強く子どもに関わることもできます。また、全体での研修では「それぞれの学年における子どもの成長の姿」を共有しつつ、様々な知見を交換しています。日常の職員室でも、子ども達の話題がよく話されています。
  年代は広く、また出身や幼稚園の先生となった経緯も様々ですので、子どもの見方も多様性があると感じます。その中で、どこまでも「否定とか問題点として捉えるのではなく、その子のありのままの姿として理解したい」という姿勢の先生が多いと思います(園長は昭和の生まれ。いつも感心して見ています)。

 長期休みなどには、それぞれの教諭が関心を持っている研修に出向き、様々なアイデアや知見を共有して子ども達の保育にあたっています。

 また、「今までにない活動をしてみたい」ことに積極的な教諭も多く、子ども達と同じく「見て、イメージして、共有して、試行錯誤して」、子ども達と一緒に日々を楽しんでいます。

先生達の目

子どもって凄い!子どもって面白い!

ふたばぐみ(満3歳児)

 お昼寝中になかなか寝付けないお友だちに、最近クラスで歌っている覚えたての歌を小さな声で歌い、頭を撫でながらとんとん寝かしつけをしてあげている女の子。 だんだん声が大きくなってきたので、保育者がそっと見に行くと…。隣にいた男の子は寄り添ってうとうと…。女の子は、はっとした顔をして目を閉じて寝たふりをしていました。
 入園して数ヶ月、自分のことだけではなく他者への興味や思いやりの心の成長が見受けられるかわいい姿に、保育者としても嬉しくなります。

年少組

年少さんのクラスでマグネットのブロックを使い、冠を作って自分の頭の上に乗せ、「先生見て!冠作った!」と言い遊ぶ子がいました。そこへ、その日にお誕生日のお友達が「今日僕お誕生日なんだ!」と声を掛けました。その言葉を聞き、そっと自分の頭に乗った冠をお誕生日のお友達に乗せました。冠を乗せてもらった子は「ありがとう。すごく嬉しい!」と笑顔で話し、二人で笑い合っていました。その後も二人でマグネットのブロックを使って、様々な形を作って遊びました。
入園してから出会ってまだ数ヶ月の子ども同士が相手のことを思い、自分の作ったものをプレゼントし、もらった時の気持ちを言葉にして伝える子どもの心の温かさにほっこりしました。

年少組

 初めてのことが沢山ある毎日にワクワクしながら楽しむ姿、ドキドキしながら頑張る姿など、さまざまな表情をしている年少組。登園すると「今日は◯◯するんだよね!」と前日に担任が伝えた事をしっかり覚えて、その日の活動に興味を示している様子が見られています。

 一方、幼稚園生活に慣れるまでは、大好きなお家の方と離れる時に涙を見せる子どももいます。担任に抱っこされたり、手を繋いだりして保育室に向かう日々。「ひとりで来れた!」と初めて泣かずに保育室に来られた子どもを保育者が褒めると照れていたり、泣いている友だちを心配して「寂しいのかな?」「大丈夫?」と頭を撫でていたり、可愛らしい姿が見られます。また、「家で先生の真似をしているんです!」という声も保護者の方から多く聞かれます。自宅では、ピアノを弾いている先生役を子ども、園児役をお母様がしているそうです。楽譜を置きながらピアノで音を鳴らして歌ったり、「今は先生がお話するからね!」と真似してみたり、園生活を過ごす中での何気ないシーンを子どもはよく覚えているんだなぁと、ほっこりしました。

年中組

5月、年中組で畑にミニトマトを植えました。植える時に「大きくなあれ」と声を掛けたり、苗をヨシヨシと撫でたりと、可愛がって育て始めました。大きな変化がないと大人は思ってしまいがちですが、子ども達は毎日見に行こうと喜んで畑に走って行きます。
 ある日、ミニトマトの茎が大きく折れかけているものを子ども達は発見。前日風が強かったため、折れそうになっていたのです。
子どもたちは悲しそうな表情で「倒れちゃってかわいそう。」と言いながら、すぐにその茎を手で立たせてあげていました。うまく隣のミニトマトの茎に寄っ掛かり、立ったように見えると「元気になったね!」と大喜びでした。
支柱を立て、今ではそのミニトマトも大きく育ちましたが、治してあげた子は「治してあげたミニトマトだ!」と嬉しそうに水をあげています。

年中組

年中の体操で"足抜き回り"という技があり、私が受け持ったクラスにその技が苦手なAちゃんがいた。その子は年中から初めて足抜き回りを練習し始めたため、初めは落ちる恐怖から鉄棒に足をかけることさえ出来ず練習を拒否していた。ある体操の時間に「先生3人が絶対落ちないように支えるからやってみよう」と提案すると、それを受け入れ補助ありで初めて足抜き回りをすることが出来た。この経験がAちゃんのなかで自信に繋がったようで、その後、補助の人数を減らしながら練習を重ね、あともう一歩で1人で出来るというところまで上達していった。そして年中で初めての体操参観を迎え、お母様が見守る中、足抜き回りの時間になると体操の先生のお手伝いを「1人で出来る」と断り、初めて1人で成功させることが出来た。その場面をみて驚いたのと同時に、Aちゃんが1人で出来るようになり自信に満ちた表情をしていたのが自分のことように嬉しかった。

年長組

自然に恵まれている明照幼稚園では、自然について、先生が子どもに教わることが多々あります。

ある時は女の子が綺麗な黄緑色の実を持ってきたことがありました。どこにあったのか聞いて一緒に行ってみると柿の木の下にたくさん落ちてあり、若い柿の実であることがわかりました。「○○君が『この実には毒がある』と言っていた。だから砂をつけて毒を消したの。」と毒消しの方法を自分で考え、実践してから触ったことも教えてくれました。(おそらく毒はない)(男の子は毒という言葉が好きですよね)

時には、アガパンサスの茎を5本程折ってしまった男の子がいました。日頃から自然物への大切さを伝えていたつもりでしたが、その子は折っている子がいたから自分も折ってみたくなったようです。すると周りに集まってきた他児が、「ネバネバしていてスライムみたいな液が出ているよ」と、茎の中の液について教えてくれました。

子どもの目線や思考っておもしろいな、すごいな、と思う毎日です♡

年長組

今の年長組が年中組だった頃、部屋におたまじゃくしの卵がやってきた。
おたまじゃくしが蛙になるためには、どうしたら良いか朝の会や帰りの会で子ども達の自ら話合う姿が増えていった。自分たちで図書コーナーへ行き図鑑を持ってきて、飼育方法や食べ物を調べ手足が伸び始めると園庭から石を拾ってきたり、おたまじゃくしが蛙になった時に食べるかもしれないという虫を探してみたりとおたまじゃくしに愛着をもって育てる姿が増えていった。

おたまじゃくしが無事蛙になると子ども達も大喜びだった。そこから数日後、子どもたちから「カエル会議をしたい」と提案があった。

話を聞くとこのままでは餌が食べれないから池へかえしてあげたい子とお部屋で最後まで育てたい子にわかれているという。

この話に私はとても驚いた。

子ども達が最後まで蛙のことを考えて見届けたいという思いがあったからだ。

朝の会の後にその時間を設け、池にかえすことが決まった。

お別れする時涙を浮かべる子もいたが、最後まで蛙を見届けることができた。

年長組になった今でも蛙の話をするほど、子供達にとって大きな体験と思い出となった。

保護者様の感想

保育参観(6月)のアンケートより

毎日の積み重ね

年少組女児

…毎日の行動を通して挨拶や姿勢、感謝の気持ちや身の回りを美しくすることを上手に気づかせ、身につけていけるように導いて下さっており、大変感激しました。多くの子供達に目を配り見守るのは本当に大変なことと思います。日々ありがとうございます…。

生き生きとしていた

年中組男児

…毎日楽しそうに登園はしているものの、どのような様子で日々過ごしているのだろうかと思っておりました。どれもみな生き生きと取り組んでおり、良かったと感じました。また、先生も全体に目を配りながら一人一人をしっかりと見てくあさっていることが良く伝わりました…。

頑張っている姿を

年長組男児

…父親が来ることを息子自身も楽しみにしていたようで、成長した姿を見ることができました。入園前はじっと椅子に座ることができないタイプでしたので、はじめは不安もありましたが、今回の参観で年長さんらしくがんばってくれていたので親としてほっとしました…。

小学校へ上がる準備

年長組女児

…お当番ニュースでは、子ども自身前日から緊張し、何を話そうか準備していました。思ったように上手くはいかなかったけど、終わった時の笑顔は幼いながら頼もしく感じました。周りでお話しを聞いてくれるお友だちがいて、本当に良い環境を作ってくれている事に感謝します…。

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