お覚りへの道

 今日は「成道会の集い」です。このところ、集会ではザワザワしがちと感じていたので、そこはきっちり抑えようと考えていました。
 大概、私から子ども達に「◎◎って知ってる?」的な投げかけをして、一問一答で終わればいいものの、子ども達が色々と連想したことを話していって…というパターンなので、今回は「投げかけなし」でお話しました。
 仏教行事ですから、内容はそう変化しないのですが、私からは

①正しいことをしましょう。②明るいやり方でやりましょう。③仲良くなれるようにしましょう。
を伝えました。③の「仲良く」というのは、「自分だけ」ではダメですよという意味です。

 さて、その後司会の先生からも「実は、私もお覚りをひらきたいと思って、どうしたらいいか考えました」と発表がありました。
①気付くこと…いま、現実に起きていることに感覚を向ける。
②認めること…仮定や妄想ではなく、いま現実に起きていることを認識する。
③冷静でいること…慌ててあれこれ妄想を巡らせない。
④かんたんなこと…絡み合っているようでも、核心が何なのかを考える。何が大事なのか見極める。

 私はそんな風に理解しました。
 ③では「心に汗をかいてしまって、それを拭うことばかりに気を取られてはいけない」とか、④では「ずっと同じ事ばかり考えるトンネルに入り込んではいけない(何処を目指しているのか分からなくなる)」というような解説をしてくれました。
 それにしても…自分の言葉で、「私はこういう生き方をすると、きっと幸せに繋がる」ことを考え、言葉にし、子ども達に伝えられるなんて、素敵な先生だと思います。
 もちろん、何の課題もないとか何でもできるとか、そういう「自分は問題ない」という驕りではないけれど、問題は抱えているけれど、幸せに向かうことができる。その信念を持った先生であることに、感謝したいのです。