プロセス重視

 年少組さん、玉入れの続編です。「勝敗ライン」が20個になっているのに、あるクラスの結果は「6個・9個」と奮わないものでした。
 子ども達もがっかり・先生もがっかりでミーティングを開いたそうです。
「みんなのがんばりが足りないよ!」…抽象論ですが、まぁ「自分で考えた意見を言う」ができました。
それをすかさず先生が拾います。「じゃあ、どうしたらいいのかな?」「……。」
結果、「えぃ!」でも「とぅ!」でも「やぁー!」でも、とにかく「声を出して投げる」という具体案が出たそうです。
 それを実施すると…勝てるのですね。2戦2勝だったようです。

 さて、ここで私達が重視すべきは「問題があったとき、みんなで話し合ってみる。自分を意見や考えを言ってみる。人の話は聞き、理解しようとする」ということです。まさに試行錯誤ですので、先生はできるだけ拾う。何が当たるか分からないけれど、「こういうプロセスを経ると良いみたい」を経験している訳です。
 幼稚園教育要領で言えば、ずばり「3.共同性」の発揮ということになります。「声を出して投げる」が、何か勝利に繋がったのか?偶然か?それも分かりません。会議をしたこと自体が、なにか良い緊張感に繋がったのかも知れません。
 子ども達にとっては「勝つこと」を命題とした会議だったのでしょう。けれど、私達から見れば「困った時に、どうするか?」の体験を一つ、したことになります。こういった積み重ねが、これからの行事で発揮されて、そしていずれは生活の中で開花していくことと思います。超ロングスパンですけれど。