体操参観

 先週末には体操参観があって、本年度の正課体操の時間は全て終わりました(子どもの体育的活動は、まだ続きます)。
 「ウチの幼稚園では、参観が年に5回あるんです」とお話しすると「多いですね」と言われることもあるのですが、体操というのは「その子の育ち」が全面的に見えやすい教材であって、切り口がたくさん考えられる所が参観に向いていると思うのです。
 その日だけ、パッと見るだけでも、まず「できるんだ」「できないんだ」が見えます。これは個人的な教科的体育的な視点ですね。「逆上がりができるんだ」。
 次に、周りの子との関わりを見ることもできます。社会的な視点ですね。「周りの子を応援しているな」「自分が終わったらスグによそ見をしているな」「いつまでも助けを呼べずに困っているな」など。
 また、日々送り迎えをしていただいている方からは、「あの子は、毎朝鉄棒に取り組んでいたなぁ」とか「いつも縄跳びをやっていたなぁ」といった、日々との繋がりを思い出されたかも知れません。
 体操参観は、保護者の方が見に来て下さる、もちろん「特別な一日」です。けれど、日々の延長でもあります。年少さんの一学期は、誰もがでんぐり返しからです。しかも、横に倒れてしまう子も少なくありません。今の年長さんも同じでした。
 そこから3年間の積み重ねあってこその、今日のドラマがあったのだろうと思います。途中で去った方には分からない、「みんなできた。その喜びをみんなで分かち合った」という体験が、文字通り現実化しました。この「やりきる・達成する」という種が、将来この子達を支える一つになる…と良いなぁと思います。
 多くの方にお越しいただき、拍手や声援・応援をいただきました。子ども達が気持ちを奮い立たせ、「またやろう、挑戦しよう」という気持ちを作って下さったこと、まことにありがとうございました。