マイ ファースト


 金曜日、年長さんの担任が「子どもが本を作ったと言って持ってきてくれたので、見てください」と、小さな本を持ってきてくれました。カラー表紙でそれなりの厚さの紙。ペラで終わらずホッチキスで中綴じしてあります。何だか堂々とした感じで、「全部を自分で作ったぞ!」ではないようですが、自信と嬉しさが伝わってきます。聞くと「本人が話を作り、お母さんがタイプして、お父さんが製本してくれた」そうで、その過程自体もきっと楽しいものだったろうと思いました。
 クレヨンが仲間と一緒に、世界を冒険するお話です。お母さんに聞いてみると、「はい、本人はエジプトにとても興味があって、自分でも色々調べていました。あとは友達の影響でフランスにも関心があるようです」とのこと。私が何気なく「外国」と一括りにしてしまうのに対して、何とスケールの大きいことか。これが現代に生きる子どもの感覚なのだろうと、とても感心しました。
 また、物語の終わりも「…ガイドブックを作りました。実はこれが、その本なのです」というオチ。どこかで聞いたようなものではあるのですが、きっと本人としては「ここぞ、という所で使おう」と温めていたのだろうと思います。
 そう言えば、某放送協会でも「おてて絵本」というコーナーがあります(みいつけた、の中です)けれど、「子どもがお話を作る」というのは結構面白いです。何かのキッカケがあれば、試してみたいなぁ。…とか思ったのは、今日お御堂参りで「こぞうの神様」の素話をしたからですね、きっと。