持たせたい

 年長組さん、もうあと数えるばかりの通園日数になりました。職員室で先生と話していると、「去ったあとのこと」をなんとなく考えます。
 実は坊さんとしても、「お葬式は、残る私たちからのお餞別を渡すのも意味合いです」と話していることもあり、「別れ」については考える機会が多いのだろうと思います。その中で、「明照幼稚園を卒園してきました」ということにどんな意味を=中身を持たせるか、何を財産として次の社会へ送り出すか、様々な思いがよぎります。
 その中の一つが、「逆上がりができる」ということです。学校によっては「クラスで知り合いはいない」こともあるでしょう。そこへ一歩踏み出せる自信を持たせたいのです。「何はなくとも逆上がりはできる。頑張って練習して成し遂げたんだ」というストーリーです。
 ちょうど今日は入園希望の方があって見学を案内しました。「入園前に、逆上がりのあることを説明しています。もちろん指導の自信や実績はあるのですが、いずれご家族も直面するかも知れませんので」とお伝えし、「親御さんとして応援しようと思うか、可哀想で庇うか、どちらかを選ばなければならない時が来るかも知れません」とお話ししました。親としては、臆面なく子どもを応援できるのって素敵だと思いますが、どうでしょうか…。