ラボあるいは創造


 園内を歩いていると、いろんな風景に出会います。
 年長組では、何やら机を並べて子ども達が没頭している姿がありました。各々何をしているのかはよく見えないのですが、後ろ姿はまるで、時々テレビで見る「理科系の実験室」のよう。恐らく「お買い物ごっこ」に向けて、試行錯誤しているのでしょう。そう思って見ると、何かの設計図(らしきもの)を描いている子もいます。何となく、クラス全体が物作りに向かっている…ようです。
 ここは先日、オシロイバナで遊んでいた子がいるクラスです。「色水作りが始まっています」ということで、そちらも何らかの進展があるかも知れません…何かの商品になるのか、他のお花でも試してみるとか…?
 そのように「こんな広がりもあるよ、これを調べてみたら分かるかも」といった「展開を促す」というのが、先生の役割の一つなのだろうと思います。その結果「分からない」となるかも知れません。残念と思うかも知れないけれど…「行けるところまで行ってみる」という試行錯誤の経験になります。
 また、偶然ですが隣のクラスの子から、「先生、俳句を作ったからあげるよ」と紙を渡されました。「句をあげる…」なかなか粋な行動です(本人は、書いた紙を…という意味なのでしょうね)。

幼稚園 いつも楽しく 平和だな

 しみじみ思います。子ども達が楽しく暮らせるというのが平和なんだと。
 子どもは案外本質を捉えているのだろうと思います。