2つの活動から

 年長組の記録を見ていたら、嬉しい記載がありました(先週)。ハンドベルの練習を通して、「子ども達の集中力が鍵」と先生は感じていました。そして、それは子ども達にも伝わったようで、「ベルを片付けようと思ったら、子どもが握っていた温もりが残っていて真剣さを感じた」…子ども達も一生懸命だったのですね。
 そして、発表の前日、各々のクラスで「長縄跳び100人跳び」にチャレンジしました。これは「一度跳べるなら、それを繰り返すだけ」とも見えるのですが、「続く」ためにはやっぱり集中力が必要です。そして、合奏よりもオンオフ(自分の出番)が明確なので、難しいとも言えます。この先生の隣のクラスは100人達成して大喜び。それを見て悔しがる子ども達、そして何かが起きたのでしょうね。
 迎えた発表の日。子ども達は「やや緊張していた様子だった」けれども、やり遂げました!担任から「今日は何点だった?」と問われ、自信を持って「100点!200点!」と答え、満足げだったようです。
 こうした「2つの具体的なエピソード」が集まると、子ども達の「1つの抽象的な力…集中力」が見えてきます。今時の言い方ですと「非認知能力」です。「合奏をやり遂げた」「100人跳びを達成した」という「認知できる姿」と、「集中力を発揮した」という「測れない…数値化できない能力」両方があります。それらの関係を考えると…「非認知能力があってこそ、認知できる能力も伸びてくる」ということでしょう。そういった事にしっかり目を向けている先生、素敵です。