本番と同じに

 台風も通過し、お陰様で現地での運動会総練習を行う事ができました。年少さんは初めての現場で、戸惑いと興奮と…いろんな感情が渦巻いていました。
 園長としては「総練習のお話」があります。よく聞く話ではあるのですが、「今日は練習だけれど、本番と同じように一生懸命やりましょう」という趣旨で話しました。
 話しながら、「うーん、幼児にとってピンと来る言い方ではないかも…練習と本番の区別とか、ないだろうな…」とか感じていたのですが、それ(本番同様に)は私にとってこそ必要な話だったのです。

 入場が始まるとすぐに自然な手拍子が響きました。空いている先生や、警備の保護者の方がして下さっているのでした。
「!!」…当日、子ども達が入場してきたら、きっとこんな手拍子が起こるに違いありません。「本番と同じよう」な環境は大人から、ということですね。
 お客さんはいませんけれど、子ども達を暖かく迎え、励ますような。そして退場の時には子ども達をたたえ、ねぎらうような拍手でした。

「私たちこそが、本番と同じように子どもに接する必要がある」。

何だか、忘れていたような気がしました。