動く物を追う


 年少組さん、今日は体操でボールを扱っていました。幼稚園で使っているボールについて、「どのように選定したのですか?」と大年先生に伺ったことがあります。「はい、もちろん体格に合わせた大きさです。あとは、目が追えるスピードです」との返事でした。なるほど、「動く物へ順当に対応する」というのは、安全に暮らす上で必要なことですものね。
 視覚の機能は6歳から7歳で完成すると言われていますが、逆から言えば幼児の視覚機能は成長中・未完成であるということです。つまり恐らく、「この時期にどんな使い方をしているのか?」によって、いわゆる「目の良さ」に差が出てくると考えています。時間中では「かんたんボール」と名付けて、はずませ捕りと投げ上げ捕りをしていました。動く物への対応力は、経験によるところも大きいですけれど、大概の子どもが興味を持つことでもあります。興味を持つということは、いま必要な成長の課題であると思ってよろしいでしょう。
 「女の子だからサッカーはしない」という考え方も分からないではありません。しかし、「動く物への対応力」は「ケガをしない」に繋がる力です。機会があれば、お家でも遊んであげて欲しいところです。