品物できて

 子ども達、「おかいものごっこ」が来週に迫り、品物はだいぶ「作りきった〜」という感じです。そこで、クラスによっては「看板を作る」「衣装を作る」「箱POP(?)を作る」から「案内広告を貼る」「注意書きを作る」「自分達で遊んでみる」など、いろいろと周辺の活動がさかんに行われています。
 こういった姿が見られるのは流石に年中・年長さんですが、この展開力を見ると、本当に「子どもが主体的に取り組んでいるな」と感じます。
 「子どもの主体的な活動を」とはよく言われることです、そしてどの子どもも主体的な活動はしていると思うのです。しかし一旦その「自由の度合い」を視野に入れると、子どもに与えるべきは「環境としての自由さ」だけではなく、「手に入れたものとしての自由さ」を考えなければならないと思います。
 幼稚園ではなるべく「昔からある」道具を使っています。単目的で、手先を使うもの。時には雑巾などの大きいものも。針と糸を使う所もあるようですが、そういうのも良いかも…と思ったりします。
 現代は、機械の発達によって人間の「できること・自由さ」は飛躍的に拡大したと思います。将来は「ボタンを押しているだけで、何らかの作品が完成する」時代も来るかも知れません。それは、現代の「鋏や糊を使って工作をする」のと、どれだけの違いがあるのか?変わらないものなのか?まだ分かりません。けれど、「なるべく、からだ全体を使って何事かをする」のがいいのではないかな−、と思っています。せっかく持って生まれているので。