欲張りの一日

 28日。この記事を書いているのは既に数日後ですが、本当にいろんなことがありました。27日の終礼後には、「どういう時には休園にするか?行事を縮小するとしたら、どういう方法があるのか?どうするのが妥当か?」などなど様々に検討し、保護者の皆さんにもお知らせしました。


 その報告を理事長にしたところ、「おい、今丁度ニュースで首相が全国休校を要請したらしいぞ」と言われ、とって返して確認。確かに「全国の学校に休校要請」がされたとのこと。「保育園と幼稚園は除外?それって子どものこと、どう考えてるの?」とか突っ込みも入れつつ、「首相の要請はそれとして、自治体からの連絡も待ちましょう。決定発表は明日で」といたしました。
 しかし同時に、「では明日一日で、何ができるのか?何をする必要があるのか?」の検討も行いました。「体操参観」の予定だったのですが、急遽「年度最後の一日になるかも知れない」に変質したのですから。再度様々に検討し、保護者の方のお気持ちも聞きながら、「何ができるか?優先したい事は何か?」を考えました。
 結果、ご案内のように「欲張りな一日」になりました。急遽様々なお願いをしたり、お仕事などの調整をして下さった方もあると思います。ご理解・ご対応いただき、誠にありがとうございました。
 また、卒園児のご家庭には特にご苦労いただきました。子ども達にとっても、「準備してきた全てをやりきれない」という悔しさが残ってしまったかとは思います。けれど、私を含め出席した職員一同、本当に心から有り難い思いで参加させていただきました。子ども達の思い出を振り返りながら、「ああ、本当はこんな楽しい日々が続くはずだったのだ。楽しい時間が続くはずだったのだ。それを、私の決断で奪ってしまったのだ」との思いがわき上がり、有り難いと共に苦しい思いを感じておりました。そして、改めて「一期一会。今できることは、今せいいっぱい」と思いました。
 これから先、世の中がどうなっていくのか、臨時休園がどうなるのか、まだ分かりません。しかし、「その状況下で、幼稚園として役割を果たせることは何なのか?」は考え続け、実行していきたいと思います。改めて「一期一会」を学んだのですから。
 皆様、どうぞお身体にはお気を付け下さい。「自分は保菌者かも知れない」という疑いを持つのは辛い事でしょうけれど、目を背けるわけにもいきません。責任があるのですから。