興味いろいろ

 この間、園庭で年少組さんが玉入れをしていました。ルールは非常に単純で、ヒネリがないとさえ言えるのですが、現場にいる子どもたちの思い…関心はそれぞれのようです。
 高いカゴに向かって玉を投げる子もいますが、玉を集めて楽しんでいる様子の子もいます。投げている子もいれば、隣のクラスの様子を熱心に見ている子もいます。同じ時間・同じ場所にいながら、興味はいろいろといったところです。

 さて、それをどう考えましょうか。「何か行動を強制すべきではない」というのも一つの考え方ですし、「例を示して真似することを促す」のも考えられます。「たまたま試行錯誤して成功するまで見守る」のもアリかも知れません。「そもそもカゴを低くしておく」「輪投げなど、投げる遊びの先行体験を準備する」などなど具体的な行動も考えつきます。昭和の時代であれば答えは単純でしたが、令和の今はいろんな捉え方ができそうです。少なくとも大人としては「コレコレになったら勝利」というのが分かっていますから、それに向かいそうな行動を促すと思います。しかし、子ども自身がそこに価値を感じていなかったら…「この玉の触り心地が面白いなぁ」と味わう方が、勝利よりも楽しかったら。「投げるなんて、もったいない」と思う子だっているかも知れません。その思いを尊重すべきなのだろうか?勝とうとしているクラスの仲間から見たらどうだろうか?

ふたばぐみさんが、練習の姿を興味深く見ていました

 と思いを巡らす園長ではありますが、「運動会という文脈」からすれば「勝つことを目指す」のが命題です。「それが人生の幸せに繋がるのか」は不明(未定)ですけれど、社会的な成功とは結びついているような気がします。