最後の

 明日は運動会、つまり今日は最後の練習日です。あと何日で本番かとカウントダウンしていたクラスも多かったですし、「今日の予定」にもそんな記載がありました。
 子どもにとって大切なのは「積み重ね」ですから、1日にギュウギュウと詰め込むことはできません。細かいところを自信持ってできるようにという指摘はありましたが、基本は「当日を気分良く迎え、全力で参加できる」ことを第一に考えた指導を行なっていました。暑い1日ではありますが、指導も熱い。子ども達も先生も「一生懸命」という言葉が相応しい姿でした。

 この「一所懸命」という言葉、ともすると死語に近くなっているのかも知れません。「楽してがっぽり」が価値観の主流である現代にあって、「一生懸命にすることに価値がある」と言えるのは、学校現場くらいになっているのかも知れません。
 でも「いざという時に全力を出せる」のは、生きていく上で本当に必要なことではないかと思うのです。受験・就職・恋愛・結婚・子育て…いずれも「絶対的価値」があるものではないでしょうけれど、例えば「受験で苦労したくないから、楽な勉強法を」一生懸命考えるというのは、よく聞く話です。自分で見つけた課題を、一生懸命取り組んでいく。そういった子どもを、ぜひ育てたいと考えているのです。