場所のこと?遊びのこと?
幼稚園の向かいにはアスレチックがあって、子ども達に大人気です。道を隔てているので「みんなで」行くのですが、今日そのようすを見ていて気づいたことがありました。
「アスレチック」は場所でもあり、遊びでもある。
そこではもちろん、子ども達が色々な遊びをしているのですが、休日に出かけていくような「フィールドアスレチック」と同じイメージの、「木材を中心とした器具を使って、楽しみながら運動する」という子…だけではないのです。
例えば、「砂集め」としか名付けようのない遊びをしている子。喫茶店ごっこ。秘密基地。これはアスレチックという「木材を組み合わせた場所」で子ども達が自ら展開している遊び。面白いことに、学年が上がるにつれ、そのような「使い方」をする子が増える気がします。
遊具にしても教材にしていも、準備した側が「想定している」使い方はもちろんあります。それに沿った活動だけでなく、子ども達が自ら消化し、展開していく使い方もあるのです。そんな光景に気づくと、こちらもワクワクしてきますね。