冬休みの映画
もう、明日で冬休みも終わりです。幼稚園ではすでに先生方が3学期の準備をして、子ども達が来るのを待っています。さて、私は冬休み、「フレンズ〜もののけ島のナキ〜」という映画を見てきました。ご存じの方も多いと思いますが、この映画、下敷きが「泣いた赤鬼」なのです。お御堂参りでも年に1度は話そうとしていますが、なかなか深くて考えさせられる話です。つまり、「何が大事なのか」という事です。原作にしても映画にしても「友だち」を第一にしているのですが、その中には家族への思いとか、逆にもっと大きな隔たり(種)とかも描かれています。何にしても、関係の中でみんな生きている、大団円ではなくても兎に角生きていくという哀しさというか切なさが描かれています。 それにつけても思い出すのは古今集。言葉が「目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ」と喝破しているのは恐れ入るばかりです。